子育ても一段落し、自分の時間が持てるようになった主婦が趣味をとしてガーディニングを始める50代の女性が多く、なかでもカーネーションを育てる女性が多いとか。
ただ、カーネーションは育てるのが難しいとされる、育てるには難易度の高い花なので、あなたも種まきの時期や育て方で迷ったり悩んだりしていませんか?
そんなあなたに、カーネーションの種まきの時期や育て方などをご紹介します。
参考にして、素晴らしいカーネーションを育ててみてください。
カーネーションの種まき時期
カーネーションの種まき時期のおすすめは9月~10月です。
土に種をまいて薄く土をかけて、乾燥に気をつけながら発芽させます。
間引きをして丈夫なものを残し、本葉が6枚になったらポットに植え替えて(移植)して日当たりの良い場所で育てます。
・苗を植え付ける
冬を過ぎ春までポットで育て、4~5月に植え付けます。
苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。
生育期間中は月に2~3回ほど液肥を与えて、夏の暑い時は株が弱るので、肥料は与えません。
植え付けるときのポイントは、根を傷めないように気を付けながら軽くほぐして植え付けます。
地植えにする場合は、蒸れに弱いので30cmほど広めに間隔をあけておきます。
カーネーションの育て方
・土の質も大事なので、初心者なら水はけのよい市販の草花用培養土を使うと育てやすいです。
もし、土に水がよく浸み込まないときは、川砂を少し混ぜてあげるとよいですよ。
・水やり
カーネーションを植え付けて根付くまでは、定期的にしっかり水やりをしてください。
ただ、鉢植えと違って地植えの場合は、根付いたあとは基本的に水やりは必要ありません。
・肥料
カーネーションの花が咲いているとき、真夏以外肥料を与えます。
肥料の与え方は、月に3回くらいの割合で液体肥料を水やりの代わりに与えてください。
・枯れた花は早めに摘み取る
咲き終わったカーネーションの花柄をそのままにしておくと、灰色カビ病が発生することがあります。
灰色カビ病は特に梅雨時期などの湿度の高い時期になりやすく、そのままにしておくと繁殖してしまいますから、見つけたら早めに摘んでください。
また、春先にアブラムシがついたりしますから、見つけたら早めに駆除します。
・一通り咲き終わったら全体を切り戻す
カーネーションは高温多湿には弱いので、梅雨前に株全体を半分程度に切り戻して風通しをよくしてください。
株を短くしておくことで暑さに弱いカーネーションの株を休ませることができます。
切り戻しするタイミングは梅雨前と秋の2回です。
鉢植えのカーネーションの育て仕方
カーディニングでカーネーションが育てることができないときは、鉢植えで楽しむことができます。
また、母の日などに鉢植えのカーネーションをプレゼントされることも多いので、鉢植えのカーネーションの取り扱いや育て方をご紹介します。
・ラップをすぐに外す
カーネーションをプレゼントされたり買ってきたときは、ラップをすぐに外して、呼吸ができるようにしてください。
・置く場所
日当たりの良い、風通しの良い場所にいてください。
日光が不足すると、つぼみのまま枯れてしまうとか、葉の色が黄色に変色してしまいます。
また、日当たりのよくない場所においてある場合は、昼間、窓辺に置くなどで日光が十分に当たるようにします。
カーネーションは熱さや寒さにも弱い花なので、夏は風通しの良い場所に、冬は日当たりの良い場所に移動させるなどの注意をして下さ。
・水やり
根元の土が乾いてから、花や葉に水がかからないように注意をしながら、水をたっぷりあげて、受け皿に溜まった水を捨てます。
鉢の底に水が溜まっていると、根腐れを起こしてしまいます。
・肥料
カーネーションは肥料を好む花なので、春から秋の花が盛んに咲いている時期には、肥料をたっぷり与えてください。
肥料は、液体肥料なら週に1回、緩効性化成肥料なら月に1回与えてください。
真夏の高温の時期と冬の寒い期間は、生育が弱くなりますから、肥料はあげないでください。
・花がらつみ
咲き終わった花はこまめに取り除きます。
咲き終わった花をそのままにしておくと、病気の原因になるとか、見た目もわるくなります。
咲き終わった花や、枯れたり黄色くなっている葉や茎をこまめに取り除くと、次の花も咲きやすくなります。
・鉢植えのカーネーションの植え替え
カーネーションの開花の時期の多くは、4月後半~6月と、10月~11月ですから、植え替える時期もこの時期が目安となります。
花が咲き終わったら植え替えをしますが、植え替えるときは枝を3分の1~半分ほど切ってから、ひと回り大きな鉢に植え替えます。
プレゼントされたカーネーションを、あなたがキレイに育てていたら、プレゼントした人も嬉しいですよね。
ぜひ、植え替えて育ててみてください。
まとめ
鉢植えを買うだけの人が多いカーネーションですが、自分で育ててみるとまた違った魅力を見つけることができます。
育て方が難しいとされるカーネーションだけに、キレイに咲かせたときの喜びや満足感はなにものも代えがたい醍醐味を感じることができます。
また、「地植えで育てたカーネーションを切り花にしてボリュームたっぷりに飾のが楽しみ!」という主婦の話も聞きました。
育てる喜び、飾る喜び!あなたもぜひ、カーネーションに挑戦してみてください。
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