今は外出がしずらい世の中になっています。
アウトドアな趣味を持っている人は気持ち的に沈んでしまう人も多いかもしれませんが、
逆に言えば家でできる趣味を見つけるいい機会かもしれません。
そんな家でできる趣味の中で人気なのが楽器ですね。
特にアコギ(アコースティックギター)は人気が高く、
この機会に弾けるようになるとかっこいいと思います!
しかし、アコギを始めるにあたって厄介なのが音ですよね。
アコギの音が大きいと近所迷惑になってしまいますし、
なんとかして音を小さくする消音方法はないでしょうか?
ここではアコギの消音方法について説明をしたいと思います。
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どうしてアコギは音が大きいの?
まずどうしてアコギは音が出るのでしょうか?
アコギの消音方法の前にまずはアコギは音が出る仕組みについて解説をしたいと思います。
ギターには大きく分けて2種類あります。
それはアコースティックギターとエレキギターですね。
この二つの大きな違いは、楽器そのものが振動をして音が出ているかの違いになります。
エレキギターの場合はサウンドホールと呼ばれる穴が空いていません。
サウンドホールが弦の振動をサウンドホール内で共鳴をさせて大きく響かせて、
楽器そのものから大きな音を出します。
ですのでエレキギターはピックアップと呼ばれる弦の振動を拾う機械から、
音を増幅させるアンプという機械につなげてそこから電気的信号の音を出します。
なので逆に言えばロックやメタルのような轟音の音を作ることができるのですね。
ではアコギはどうなのでしょうか?
アコギにはサウンドホールがついていますよね。
アコギは弦の振動をこのサウンドホールで共振させて響かせているため、
音が大きく、そしてナチュラルな温かみのある音を響かせてくれます。
このような仕組みによってアコギ自体から音が鳴ることになり、
アコギから大きな音が出るのですね。
アコギ・アコースティックギター消音方法:その1
ではそんなアコギですが、音を小さくしたり消音をしたりする方法はあるのでしょうか?
結論から言えば、消音方法はあります。
アコギの音には悩まされる人が多いので、そのようなアイテムはたくさんあります。
ではアコギの消音に役に立つアイテムを紹介していきます。
・サウンドホールカバー
サウンドホールカバーはその名の通りサウンドホールにカバーをする、
蓋のようなアイテムです。
アコギは上記の通り、弦の振動をサウンドホールで拾って、
そこからボディ内で振動を共鳴させ、音を大きくしています。
ですので逆に言えば、このサウンドホールを塞いでしまえば、
弦の振動がサウンドホール内に伝わることもなく、
アコギの音を消音することができます。
筆者も家の中でアコギを弾くことが趣味です。
そして、家で弾く際にはこのサウンドホールカバーをつけています。
サウンドホールカバーの体感としては、
音が3割ぐらい小さくなっているという印象です。
ジャガジャガ弾いたらやはり近所迷惑になってしまいますが、
指で弾いたり軽く弾く分にはこのサウンドホールカバーをつけていれば、
十分に消音方法としては機能していると思います。
また、同じような方法として、サウンドホール内に布など詰めてしまうというのも手です。
アコギのサウンドホールに内に布や布団などを詰めてしまえば、
音が布に吸収をされて消音をすることができます。
ドラムの場合は一番大きいドラムであるバスドラムには音を小さくするために、
布団が詰めるということがありますね。
ただこの方法をギターでやると重くなるし、
結構布を詰めないといけないので少し大変ですね。
アコギ・アコースティックギターの消音方法:その2
アコギの消音方法としては他にもあります。
・ミュートバンド
アコギで消音する方法としては、弦の振動自体を抑える方法です。
今度は弦の振動自体を抑えることでサウンドホールの共鳴を抑えて、
アコギを消音することができます。
弦の振動を抑えるアイテムはミュートバンドと呼ばれ、
アコギの弦にくくりつけるヘアゴムのようなもので、
弦の振動を抑えることができます。
消音の効果としては上記のサウンドホールよりこちらの方が高いです。
というより音としてはほとんど響くことがありません。
ですが、逆に弦の振動を根本的に抑えることになるので、
全く音が鳴らず、あまりギターを弾いている感がなくなってしまうのが欠点になります。
自分の弾いている音もよくわからなくなってしまうので、
ギターの感覚としてはあまり身に付かなくなってしまうこともあります。
ただ、消音効果としては高く、日中は普通に弾けるけど、
夜はしっかり消音をしたいという考えの方には向いてるアイテムだと思いますので、
必要なら取り入れてみてくださいね。
アコギ・アコースティックギター消音方法のまとめ
アコギの消音方法についてはおわかりいただけたでしょうか?
アコギは弦の振動をサウンドホールで共鳴させて音を出しています。
ですので消音方法としては、弦の振動を抑えるか、
サウンドホールでの共鳴を抑えるかの2通りになります。
どちらの方法が合っているかは好みや環境次第になりますので、
お好きな消音方法でアコギを楽しむようにしてくださいね!
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