アジサイの鉢植えを楽しんでいる人は多いですよね。
あなたも紫陽花の鉢植えを育てているかもしれませんが、自分で手をかけて大事に育てたアジサイがキレイに咲いていると元気が出ますよね。
ところが、そのアジサイがしおれるとショックです。
アジサイの花は大きいので、それだけにしおれた姿は無残です。
私も経験がありますが、ハンパでない惨めな様子にこのアジサイはもうだめなのかと、一旦は諦めてしまいました。
でも、しおれたアジサイを復活させる方法があったのです。
近所の花屋さんに行って教えてもらったのですが、みごとに復活させました。
嬉しかったですねえ!
しおれても復活は可能なので、アジサイの鉢植えがしおれて元気をなくしているあなたに、しおれる原因と復活させる方法をご紹介します。
鉢植えのアジサイを、よりキレイに、そして、より元気に育てる参考にしてください。
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アジサイの鉢植えがしおれる原因
紫陽花の鉢植えがしおれることはよくあることなので、しおれたからといって自分を責めないでくださいね。
しおれる原因は複数あり、以下の通りです。
① 水切れ
紫陽花がしおれる原因で一番多いのが「水切れ」や「水不足」です。
紫陽花は花も葉も見たからに大きくて、他の鉢植え以上に水を必要とします。
花がいっぱいに咲いている期間はさらに多くの水を吸いますから、十分にみずをあげているつもりでも、不足してしまうことがよくあるのです。
② 水の与えすぎ
紫陽花の鉢植えは水を多く必要とするといっても、逆に与えすぎてもしおれてしまいます。
紫陽花は水栽培ができる花ではないので、水を与えすぎて土や根が常に濡れていると⇒紫陽花の根が呼吸できなくなる⇒窒息⇒根腐れ⇒根が傷んで水分や養分の吸い上げが不可能という結果になり、しおれたり枯れたりしてしまいます。
③ 根詰まりを起こしている
大事に育てた紫陽花も成長して根が大きくなると、それまでの鉢では大きさが間に合わなくなって根詰まりを起こします。
鉢の中で成長しすぎた根は、根を張るスペースがなくなって根詰まりを起こして枯れたりしおれてしまいます。
アジサイの鉢植えがしおれた時に復活させる方法
① 水切れでしおれたとき
紫陽花の花や葉は大きいので、想像以上に水分が必要で、あなたは十分にあげたつもりでも、水分が不足していることもありますから、たっぷりみずをあげてください。
② 水のやりすぎのとき
常に土がじめじめ湿り過ぎている状態は根にとって良くないので、水やりの回数を減らします。
1回の水の量を減らすのはNGで、回数を減らす理由は
「水やり⇒ある程度土が乾く⇒水やり⇒ある程度土が乾く」という、乾いたり湿ったりのメリハリが大事だからです。
また、受け皿に水を貯めないことも大事で受け皿に水が貯まっていると土が湿りすぎるのでNGです。
③ 根詰まりしているとき
鉢の中で紫陽花が成長して根が張り過ぎると根詰まりを起こしますから、大きい鉢に植え替えてください。
④ 日当たりが良すぎるとき
アジサイは日光に当たりすぎると花や葉が日焼けしたり、土からの水分が蒸発して水不足になることもありますから、半日陰の場所に置きます。
⑤ 環境が変わってしおれているとき
アジサイは急激な変化を嫌うので、花屋さんから来たばかりは、枯れたりしおれることがありますから、徐々に慣らしてください。
プレゼントなどでいただいたアジサイの鉢植えの上手な扱い方
母の日など、キレイな鉢植えの紫陽花をプレゼントされることって良くありますよね。
いきいきとしていた紫陽花の鉢植えをお嫁さんからプレゼントされたのに翌日になったらしおれていて、焦ったお姑さんがいました。
お嫁さんからのプレゼントなので、焦ったそうですが、でも水をやるとまた復活しますから、安心してください。
そこで、鉢植えの紫陽花をプレゼントされたり、買ってきた時の上手な扱い方をご紹介します。
プレゼントされた鉢植えの紫陽花の多くは、お店でラッピングしてくれたと思います。
キレイにラッピングしてリボンで飾ってあると、ラッピングを外すのはもったいない気がしますが、水やりの管理がしやすいように外してください。
ご存じのように紫陽花は、水をたっぷりあげなければいけない花なので、朝夕の2回の水遣りをしなければなりませんから、ラッピングしてあると邪魔になりますよね。
紫陽花の鉢植えの水やりは、鉢の底からじゃぶじゃぶとこぼれるくらいあげてちょうどいいです。
もしもいただいた次の日にしおれていたときは、鉢がどっぷり入るバケツなどに水をためて鉢をいれて、30分ほど日陰に置いて下さい。
バケツの水は、鉢の土の部分だけ水につかる程度でいいです。
バケツにつけた後、水からあげて一日くらいは日陰に置くとその日のうちに復活するはずです。
夕方にも同じことをやって、つぎの日からまた一日2回の水遣りをしてください。
また、プレゼント用の鉢植えの花は見栄えを良くするために小さ目の鉢に植えられていますから、鉢の中の根が鉢いっぱいに張って、詰まっている状態だと思います。
そのため、張った根が原因で水をあげてもすぐ下に流れてしまって、水不足になっていることが多いです。
そのため、花が終わったら一回り大きめの鉢に植え替えると、次の年は一回り大きな紫陽花となって目を楽しませてくれます。
アジサイの鉢植えがしおれる原因と復活させる方法のまとめ
いかがでしたか?
大事に育てた鉢植えのアジサイがキレイに咲くと元気が出ますよね。
もし、庭があって庭に植え替えられるようなら、庭に植え替えるとどんどん成長して大きくなります。
鉢植えのアジサイを育てるよりも土に植えたほうが楽なので、私も庭に植えましたが、大きく立派に成長しています。
大きくなった紫陽花から、枝をたくさん切って来て花瓶に飾りますが、たくさん飾ると豪華で、つい、いつまでも眺めてしまいます。
植え替えのタイミングは、7月ごろの花が咲き終わるころまではそのまま楽しんで、花が終わったころに土に植え替えます。
アジサイは地面に植えると丈も幅も大きくなる植物ですから、ぜひ、試してみてください。
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