クリスマスといえばトナカイですよね。
トナカイはサンタクロースの相棒として世界中を飛び回り、
子供達にプレゼントを配ってくれますよね。
クリスマスシーズンにはトナカイグッズも多く出るので、
可愛くて集めている人も多いのではないでしょうか?
ここではトナカイの速さについて解説していきたいと思います。
トナカイの時速について解説!
トナカイですがどれぐらいの速さで走るのでしょうか?
それではトナカイの時速について解説をしていきます。
結論から言うとトナカイの時速は60キロから80キロほどになります。
車と同速度ほどで走ることができるので、十分に早いと言えるのではないでしょうか?
ちなみに他の動物で言えば、小型のシカの場合は時速50キロほど、
ホッキョクグマは時速40キロほど、そしてチーターは時速80キロから120キロほどになります。
なのでトナカイの速さとしては、チーターなどのスピード自慢の動物には及びませんが、
それでも動物の中では早い方だと言えます。
トナカイの生息地は主に北極圏になります。
北アメリカのアラスカや、カナダ、ノルウェーやロシアが主な生息地となりますが、
そんな北極圏にはチーターはいませんからね。
トナカイの天敵はヒグマやオオカミになるのですが、
速さだけでしたら十分に逃げ切ることはできます。
またトナカイは偶蹄目シカ科に属する動物であり、見ての通りシカの仲間になります。
普通のシカは細い足に細い蹄がついていて、地面を蹴るのですが、
トナカイの場合は蹄が大きく、普通のシカより接地面が大きくなっています。
これにより、北極圏の深い雪でも雪を蹴ることができて、
より早く移動をすることができます。
これも過酷な環境の中で生き延びるための進化なのですね。
このようにトナカイは時速60キロから80キロほどで走るので、十分に早いですよね。
しかし実際、サンタクロースのソリを引くとなると、
この時速ではとてもじゃないですが、世界中の子供達にプレゼントを配ることができません。
サンタクロースは一夜にして、世界中を飛び回り、プレゼントを配るという使命があります。
そんなサンタクロースの時速を計算すると時速5万キロになります。
これは音の速さであり時速1200キロはゆうに超えています。
地球の自転の速さは1700キロをも超えておる、その速さはマッハ40にもなります。
ですので実際に計算をしてみると、轟音とソニックブームと共に目にも止まらぬ速さで、
サンタクロースはやってくるのですね。
いや、これ以上は夢が壊れてしまうので止めておきましょう笑
サンタクロースとトナカイはきっと魔法を使って、世界中を飛び回っているのですね!
そもそもどうしてサンタクロースの相棒はトナカイなんだろう?
このようにサンタクロースの相棒と言えばトナカイですが、
そもそもどうしてサンタクロースの相棒はトナカイなのでしょうか?
その起源について解説をしていきましょう。
サンタクロースとトナカイの関係には諸説ありますが、
有力な説としては大昔に出版された本がモチーフとなっているようです。
その本では、北欧のサーミ人と呼ばれる民族が主役になっているのですが、
この民族は不思議なことに魔法が使えました。
そしてそのサーミ人が連れていたのがトナカイということで、
神秘的なイメージからサンタクロースにはトナカイのイメージが
付くようになったと言われています。
ちなみにソリを引くトナカイは全部で9頭いるとされています。
ソリを引くトナカイで有名なのは「赤鼻のトナカイ」であるルドルフですよね。
それ以外にもダッシャー、プランサー、ダンサー、ドンダー、ヴィクセン、
コメット、ブリッツェン。キューピッドと呼ばれる計9頭のトナカイがいます。
性別もしっかり決められており、メスのトナカイは、ダンサー、プランサー、
ヴィクセンになります。
そしてそれ以外のルドルフ、ダッシャー、ドンダー、コメット、ブリッツェン、
キューピッドはオスとなっています。
しかし、これも実は現実のトナカイから考えると矛盾をしているのですよね。
トナカイはシカの仲間で唯一オスとメス両方にツノが生えています。
そしてトナカイのツノは1年で生え変わるのですが、
ツノが抜け落ちる時期としてはオスは冬、メスは夏になります。
ですのでオスは冬にはツノが生えていない状態ということになります。
なので、トナカイの生態から考えると、サンタクロースのソリを引くトナカイは
全員メスということに…
これもこれ以上は止めておきましょう、夢が壊れてしまいます。
きっとサンタクロースのトナカイは魔法が使える、
生態などという枠組みを超えた夢ある存在のなのですね!
トナカイの速さは時速何キロ?のまとめ
トナカイの速さについてはお分かりいただけたでしょうか?
トナカイの時速は60キロから80キロほどになります。
これは動物の中でもそこそこ早く、またトナカイは北極圏に生きるための進化もしています。
しかし、実際サンタクロースがプレゼントを配る速さで考えたら、
どう考えても遅いのですが、まぁそれは置いておきましょう。
サンタクロースとトナカイはいつでも子供達に夢を与えてくれる存在でいてほしいですからね!