ダイヤモンドダストの写真をきれいに撮る撮り方

ダイヤモンドダストの写真をきれいに撮る撮り方

  • 2020-10-22
  • 2020-10-31
  • 写真

ダイヤモンドダストはご存知でしょうか?

ダイヤモンドダストは極寒地で見ることができる自然現象であり、
その美しさに憧れる人が多いです。

ダイヤモンドダストを見るためのツアーなどもあり、
その美しいダイヤモンドダストを写真に収めたいと思う人も多いのですが、

ダイヤモンドダストって写真を撮るのが難しいんですよね。
ここではそんなダイヤモンドダストについてや、
写真できれいに撮る方法などについて解説をしていきたいと思います!

ダイヤモンドダストって一体何?どうしてきれいに撮れないの?

ダイヤモンドダストの写真をきれいに撮る撮り方

ダイヤモンドダストの写真の撮り方の前に、
ダイヤモンドダストとは一体何なのでしょうか?

まずはこのダイヤモンドダストについて解説をしていきたいと思います。

ダイヤモンドダストは日本語で言うと「細氷」と言います。

ダイヤモンドダストは空気中の水分が凍ってダイヤモンドのように
キラキラと光り輝くことを言います。

ダイヤモンドダストは極寒地でしか見ることができず、
海外であれば北欧地域、またロシアの極致で見ることができません。

日本でもダイヤモンドダストは見ることができますが、
その地域は北海道の名寄や十勝など内陸部の極寒地となります。

気温の目安としてはマイナス15度を下回る温度となっており、
時期としてはそのような地域の1月から2月と一番寒い時期です。

寒いのが苦手な人はダイヤモンドダストを見ようと思ってもなかなかできないですね。

またダイヤモンドダストは地域だけでなく、見る条件も厳しいです。

キラキラと光り輝くには太陽の光がなければいけません。

ですのでダイヤモンドダストを見る条件としては、晴天の日でなくてはなりません。

また適度の湿度が重要な要素となっています。

空気中の水分が少なければ、空気中の水分が凍って結晶化もしませんし、
多すぎてもきれいに光り輝くこともありません。

このようにダイヤモンドダストは観測すること自体が非常に稀な自然現象となってします。

加えて、ダイヤモンドダストは写真を撮ることも非常に難しいです。

ダイヤモンドダストダストは、常に空気中の結晶が光り輝いているわけではありません。

空気中の結晶が太陽の光に反射して、一瞬光るのが繰り返されているので、
写真を撮る際にはなかなかその瞬間を取ることが難しいです。

ですので、肉眼では辺り一面にキラキラと光り輝いているのに、
写真で撮ると意外と大したことないじゃん!という印象を受けてしまいます。

肉眼の感動を伝えたいのに、
写真をを撮って見せたら拍子抜けをされてしまったら悔しいですよね。

また肉眼では真っ白な雪の上でも光り輝いているものを認識することができます。

しかし写真となると雪の白さの上からでは光り輝いている様子を表すことができません。

これはむしろ人間の目の性能がすごいと言えるでしょう。

このようにダイヤモンドダストは限られた条件下に加えて、
写真を撮ること自体も非常に困難です。

しかし、だからと言ってそれで諦めるのも嫌ですよね。

続いてダイヤモンドダストをきれいに撮る撮り方を解説していきたいと思います。

ダイヤモンドダストのきれいな撮り方を解説!

ダイヤモンドダストの写真をきれいに撮る撮り方

ダイヤモンドダストですがきれいに撮れる撮り方はあるのでしょうか?

結論から言えばあります。

ダイヤモンドダストですが、まず場所選びが重要です。

ダイヤモンドダストは雪原の中でも川の近くに発生しやすいです。

やはり水が近くにあった方が、空気中の水分も増えるので、
その分ダイヤモンドダストも発生しやすくなります。

そして、写真を撮る際ですが、できるだけ明暗をつけるようにしましょう。

上記の通り、ダイヤモンドダストは雪の上だと、
雪の白さに負けてきれいに写すことができません。

ですので、木の陰などあえて暗の場所をバックにすることで、
ダイヤモンドダストを引き立たせて撮影をすることができます。

また撮影方法としてはF値を小さくすることで、
全体をぼかしてあげるときれいに撮れます。

レンズのF値とはカメラに入る光の量を調整する値のことを言います。

F値を小さくすることで、その分ボケてしまうのですが、それがダイヤモンドダストでは逆に良い感じになります。

このF値を小さくする撮影の仕方はイルミネーションを撮る際にも有効ですので、
ぜひ活用してみてくださいね。

ダイヤモンドダストを撮りたいというカメラ好きの方は、
マニュアル操作はお手の物だと思いますが、もしマニュアル操作がわからない人は、
カメラのF値の設定の仕方を覚えておきましょう。

マニュアルの場合は必ずこのF値の設定ができます。

そして最終手段としてですが、ダイヤモンドダストは動画の方が綺麗に撮れます笑

やはり連続して光り輝いているものに関しては、ビデオの方が綺麗です。

人に見せる用などで動画を撮影しておいても良いかもしれませんね。

ダイヤモンドダストの写真をきれいに撮る撮り方のまとめ

ダイヤモンドダストの写真を綺麗に撮る撮り方についてはおわかりいただけたでしょうか?

ダイヤモンドダストはまず根本的に発生条件が厳しく、その上で撮影も難しいです。

しかし、うまく撮影の撮り方のコツを掴めば綺麗に撮ることも可能です。

ぜひ興味がありましたら、
ダイヤモンドダストを撮影しにいく旅に出かけてみてはいかがでしょうか?

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