夏の車は熱がこもって、閉じ込めによる死亡事故も毎年起きています。
そして車の中で特に暑くなるのがダッシュボードですね。
この車のダッシュボードの熱対策はないのでしょうか?
ここでは車のダッシュボードの熱対策について解説をしていきます。
車のダッシュボード、熱を持つとどうなる?
車のダッシュボードですが、日差しによって暑くなっているという経験をされたことが
ある人も多いと思います。
では車のダッシュボードが熱を持つとどうなるかの前に、
車のダッシュボードについて説明をしたいと思います。
まず、ダッシュボードですが、よく聞く名前ですが、車のどこを指しているかわかりますか?
車のダッシュボードですが、車の前面部分全体を指しています。
ですので、助手席の収納ボックスはメーターなど、
車の前面部分全体のことをダッシュボードと呼びます。
同じように車の前面部分を指す言葉でインパネというのがあります。
インパネはインストゥルメンタルパネルの略になります。
インストゥルメンタルというはバンドで歌が入っていなくて、
楽器だけの曲のことで聞いたことがあるかもしれません。
インストとも呼ばれ、つまりは「機材」という意味があります。
ダッシュボードの場合は車の前面全体を指しますが、
インパネの場合はメーカーであったり人によって指す場所が違ってきます。
車の前面中央にあるカーナビやオーディオ、エアコンの部分を指すだけの人もいれば、
メーターなどの部分、そしてダッシュボードと同様に前面全部を指す人もいます。
ちなみに筆者の場合は、中央部のエアコンやカーナビなどのこと指すイメージですが、
これも間違いではありません。
ただ整備などで話す場合、語弊が出るといけないので、
ダッシュボードとインパネは使い分けた方が良いと思います。
余談ですが、このダッシュボード。
語源は馬車にあります。
まだ人類が車を発明していない頃、移動手段は主には馬車でした。
この馬車で移動する際、人は馬の後ろにいるわけですが、
馬が歩く際に石や泥を跳ね上げるので、それを防ぐために前面に板を配置しました。
これをダッシュボードと呼んでいました。
車のダッシュボードはこの馬車のダッシュボードから来ており、
車が発明される前から、ダッシュボードという言葉はあったのですね。
話は戻って車のダッシュボードですが、このダッシュボードは、
合成樹脂からできておりもともと熱を非常に吸収しやすいです。
そしてダッシュボード内には車の部品も入っているため、
ダッシュボードから熱が伝わり故障の原因にもなります。
また、ダッシュボードの上にスマホホルダーであったり、
外付けのカーナビをつけている場合も危険です。
熱を吸収してしまうので、吸盤式のホルダーは取れてしまい、
運転にも支障が出やすくなります。
そして特に危険なのがダッシュボードの上に、
メガネや芳香剤、水の入ったペットボトルを置いている場合です。
これらは直接日差しを受けることによって、虫眼鏡のレンズの役目を果たしてしまい、
車内火災の原因になり実際にそのような事故も起きています。
このように大切な車を守るためにもダッシュボードが熱を持たないような
工夫をしなければなりません。
では続いてダッシュボードに熱を持たない方法について解説をしていきたいと思います。
車のダッシュボードの熱対策グッズを紹介!
車のダッシュボードの熱対策グッズは多く出ています。
では車を安全に乗るためにも熱対策グッズを紹介していきます。
・サンシェード
まず熱対策として一番オーソドックスなのがサンシェードですね。
フロントガラスにサンシェードをつけるだけで、
日差しを遮ることができて、調べによるとサンシェードをつけるのとつけないのとでは、
5℃近く温度が違くなるそうです。
サンシェードは100円ショップにも売っているので、手軽に手に入ります。
ぜひ車の中に常備をしておきましょう。
・車内扇風機
車にクーラーをつけたとしてもすぐには効かないですよね。
その場合は便利なのが車内扇風機です。
シガーソケットやUSBから電源を供給することができ、
エアコンの効き目を上げることができます。
・冷却スプレー
車用の冷却スプレーを使えば暑くなったダッシュボードや、
ハンドル、チャイルドシートに吹けばすぐに熱を取ることができます。
冷却スプレーには芳香作用のものもありますので、臭い消しとしても便利ですね。
ただ冷却スプレーを暑くなった車内に置いておくのもあまりオススメできません。
ですので家に置いておくか、持ち歩くかをした方がよいでしょう。
このようにダッシュボードの熱の対策グッズは多くあります。
100円ショップやカー用品店に行けばこれら以外にもたくさんあるので、
ぜひ活用するようにしましょう。
車のダッシュボードの熱対策はコレがおすすめ!!のまとめ
車のダッシュボードの熱対策についてはおわかりいただけたでしょうか?
車のダッシュボードは熱を吸収しやすく、
それにより事故や故障を引き起こす原因にもなります。
ですので、ダッシュボードの熱対策グッズを活用して、
できるだけ熱を持たないようにしましょう。
そして夏でも安全に車に乗るようにしてくださいね。