土いじりって楽しいですよね。
今は畑を借りたり、シェアをすることもできるので、
休日は土いじりが趣味という人もいるでしょう。
厄介な雑草はまとめて除草剤を使いたいのですが、
除草剤を使うとデメリットはあるのでしょうか?
ここでは除草剤のデメリットについて解説をしていきます。
除草剤を使うことのデメリット
除草剤ですが使うことのデメリットは実際あるのでしょうか?
結論から言えば、デメリットはあります。
ではそんな除草剤のデメリットについて解説をしていきます。
除草剤のデメリットは以下の通りです。
・育てたい作物も枯らせてしまうことがある
除草剤ですが、効果が高ければ高いほど多くの植物に作用してしまいます。
雑草を除草してくれるのなら嬉しいのですが、
せっかく育てていた作物にまで作用をしてしまったら意味がありませんよね。
除草剤の中には選択性のものもあり、決まった種類にだけ作用をするものもあります。
ただその場合は除草の効果が低かったり、
選択性といっても他の植物にも少なからず影響を与えます。
ですので除草剤を使うタイミングとしては作物を育て始める、
土づくりの段階がおすすめです。
農家の方でも作物を育てる前に一度除草剤でまとめて除草を行って、
土を丸ごと入れ替えるという人もいます。
丸ごと畑を除草するのなら作物は関係ありませんし、その後のことも考えると楽ですね。
畑を始めたいと考えている方はまず除草を始めるのが良いかもしれませんね。
・即時性が低い
一般的に買うことができる除草剤の場合、即時性はそこまで高くありません。
除草剤をまいたそばから雑草が枯れるなんてことはなく、
除草剤をまいてから1週間から2週間、時間がかかるもので1ヶ月はかかるものもあります。
除草剤の場合、雑草にかけたとしても根を根絶しなければ意味がありません。
ですので、雑草に除草剤をかけたとしても根に浸透するまでは時間がかかってしまい、
そこからさらに根が枯れる段階があるので、時間がかかります。
なので畑のオフシーズンであったり、前もって除草の計画を立てるようにしてくださいね。
・長い雑草には効果が低い
一般的に販売されている除草剤はそこまで強力なものではありません。
上記のように除草剤は根に浸透をする必要があるので、
長い雑草の場合はどうしても効果が低くなってしまいます。
ですので除草剤を使っても長い雑草は残ってしまうので、
その場合は草刈りで対応をする必要があります。
あえて高めに草刈りをする高刈りなども雑草の除草には効果的です。
様々な方法を使ってうまく雑草を除草してくださいね。
・効果が残留する
販売されている除草剤は人体や土には無害とされています。
しかし、除草剤は薬剤であるため、少なからず影響があることは確かです。
例えば庭に犬などのペットを飼っていて、除草剤を使うとするならば、
ペットは2,3日の間は別の場所に移動しておきましょう。
人間に影響がないとされていても、動物の場合は絶対に大丈夫とは言い切れません。
除草剤はあくまでも薬剤、農薬だということを認識して使うようにしましょう。
このように除草剤にはデメリットも多くあります。
ただ、除草剤の効果は素晴らしく、土いじりをする際には欠かせません。
道具は何事も使いようによります。
除草剤のデメリットもちゃんと把握した上で、うまく使うようにしてください。
除草剤のデメリットなく除草する方法はある?
除草剤ですが、やはり薬剤である以上使うのに抵抗がある方もいるでしょう。
では除草剤のデメリットなく除草する方法はあるのでしょうか?
結論から言えば、あります。
除草剤のデメリットなく除草する方法ですが、除草シートを使うのがおすすめです。
除草シートはホームセンターやネットでも簡単に購入することができます。
除草シートの場合、遮光を利用して除草を行います。
雑草に限らず、植物が成長に必要なものは日光です。
逆に言えば、この日光を遮ってしまえば植物は成長できなく、いずれ枯れてしまいます。
除草シートは遮光性能の高いシートとなっており、
除草したい場所に敷いておくだけで日光を遮り除草をすることが可能です。
除草シートの大きなメリットとしては場所を選ばず、また薬剤が使われていないことです。
ですので、とにかく何かを気にすることなく除草したい場所に、
敷いておくようにしましょう。
除草シートの場合、安いものだと遮光性能が低く、効果が得られないことがあります。
ですので、しっかりとした性能のものを買うようした方がいいです。
除草剤以上に効果が出るまでに時間がかかりますが、
とりあえずそのうち除草できればいいという場合には便利ですので利用してみてくださいね。
除草剤を使うことのデメリットのまとめ
除草剤を使うことのデメリットはわかりましたでしょうか?
除草剤ですが、育てたい作物を枯らしてしまったり、
薬剤の影響などデメリットは確かにあります。
ただ除草剤は便利なものですので、デメリットを把握した上で使うようにしましょう。
また、これらの除草剤のデメリットをなくしたものに除草シートがあります。
こちらは効果は低く、すぐには効きませんが、遮光を利用したものですので、
薬剤などが使われておらずどこでも利用できます。
ぜひ自分の畑や庭に合ったものを利用して、うまく除草をしてくださいね。