除草剤って便利ですよね。
趣味や仕事で土いじりをしている方は多いと思いますが、厄介なのが雑草です。
しかし、除草剤を使ったしても、その後の枯れた草はどうするのでしょうか?
ここでは除草剤で枯れた後の草について解説をしたいと思います。
除草剤で枯れた後の草はどうする?そのままでいい?
除草剤で枯れた後の草ですがどうすればいいのでしょうか?そのままでいいのでしょうか?
結論から言えば、しっかりと処理をしなければなりません。
除草剤で枯れた草ですが、そのままにしていたらご近所トラブルになる恐れもあります。
では除草剤で枯れた後の草について解説をしていきます。
除草剤ですが、除草剤自体の成分としてはほとんど匂いがしません。
除草剤にも色々なタイプがありますが、原液タイプですが多少宅剤の匂いがしますが、
それでも希釈をすれば問題はないです。
ですので除草剤をまいたとしてもそこからトラブルにはなりにくいでしょう。
しかし、厄介なのが除草剤で枯れた後の草です。
除草剤をまいたら大体1週間から2週間ほどで雑草は枯れていきます。
そしてその枯れた雑草をそのままにしていくと腐敗臭がしてきます。
特に大量の雑草を除草をするとなると、枯れた草だけで結構な量ですし、
それで匂いもかなりたつので注意が必要です。
異臭というのはご近所トラブルにも繋がりますし、
除草剤を使ったらしっかり枯れた草を処理しなければなりません。
では除草剤で枯れた後の草はどのように処理をすればいいのでしょうか?
解説をしていきます。
①天日に干す
まず大切なのが枯れた雑草を天日干しにすることです。
雑草は枯れたいってもまだ水分が残っています。
完全に水分が抜けないと重さもあって処理がしにくいですし、匂いも発生しやすいです。
天日干しをする際ですが、
土の上に直接ですと土に面している雑草が根付いてしまうことがあります。
ですので、できたらブルーシートなど、土に接しないようにして天日干しをしましょう。
②土に埋める
処理として一番環境に良いのが土に埋めてしまうことです。
枯れた雑草は堆肥としても活用可能です。
土に埋めることで栄養となり、土がより活性化されます。
ただ土に詰める際ですが、浅い穴に埋めてしまうと雑草が根付いてしまうことがあります。
ですので、できたら30cmは穴を掘って、しっかり埋めるようにしましょう。
③ 燃えるゴミとして処理する
処理として確実なのが燃えるゴミとして出すことです。
雑草は燃えるゴミですので、ゴミ袋に入れたら燃えるゴミの日で出すことができます。
この際しっかり天日干しをして水分を抜いておかないと、
かなりの重さになってしまうので注意をしましょう。
ちなみに雑草を燃やす野焼きは近所に家がある場合は近所迷惑になりますのでやめましょう。
また野焼き自体も実は法律で禁止をされています。
家事になったら大変ですし、安全に処理ができるようにしてくださいね。
このように除草剤で枯れた雑草はそのままにしておくのは避けましょう。
しっかりと雑草を処理することでトラブルなく、庭や畑を綺麗にしてくださいね。
雑草で堆肥を作る方法について
上記のように雑草は栄養も含まれているため、堆肥になります。
ただ枯れた雑草を埋めておくだけよりも、
工夫をすることでより栄養価の高い堆肥を作ることができます。
ではそんな雑草から堆肥を作る方法を解説します。
雑草ですが、枯れた雑草を以下のような割合で混ぜます。
雑草…65%
米ぬか…5%
土…30%
まぁ正確な値は難しいですからざっくりとした感覚で大丈夫です。
雑草は様々な種類の草を混ぜることでより栄養素が高まります。
雑草の他にも落ち葉を混ぜるのも良いですね。
また米ぬかを混ぜることで、雑草では補充できないリン酸などの栄養素を補うことができます。
これらの材料をコンポストは大きめのポリバケツに交互に混ざるように入れます。
そしてしっかりと上から押さえて固めるようにしましょう。
あとは1ヶ月ごとぐらいにしっかり書きませて中に空気を入れるようにしましょう。
空気を入れることによって微生物が活性化をして、より分解が進むようになります。
目安としては半年ほど、発酵を進めたら退避の完成です。
雑菌臭い匂いがせずにふんわりとした土ができたら、
栄養たっぷりの堆肥として使うことができますよ。
雑草堆肥はいらない雑草を捨てずに再利用できるため非常にエコですね。
また堆肥には生ゴミを使う方法など、様々な方法があります。
土いじりはより良い土がないと成り立ちません。
ぜひオリジナルの堆肥を作るのも面白いので、試してみてくださいね。
除草剤で枯れた後の草はどうする?そのままでいい?のまとめ
除草剤で枯れた後の草ですが、そのままにするのはいけません。
枯れた土をそのままにしておくと腐敗臭がしてご近所トラブルの元にもなります。
ですので、しっかり乾燥をさせたあとは土に埋めたり、
燃えるゴミとして出すなど、処理をするようにしましょう。
また、土に埋めるだけでなく他の材料を加えることで栄養価の高い堆肥を作ることも可能です。
ぜひ美味しい作物を作るためにも、雑草を有効活用してみてくださいね。