イサキって美味しいですよね。
刺身や焼き魚などで人気のイサキは食べても美味しいですが、釣っても楽しい魚です。
イサキ専用の仕掛けや船釣りもあったりと、毎年多くの釣り客を楽しませてくれます。
ここでは釣りが大好きな筆者がイサキの釣れる時期とベストシーズンについて解説をしていきます。
イサキが釣れる時期とベストシーズンは？
イサキは釣っても楽しい魚です。
イサキの場合船釣りをすることが多いですが、堤防や地磯からでも狙うことはできます。
そんなイサキですが、釣れる時期とベストシーズンはいつなのでしょうか？
結論から言えば、イサキの釣れる時期は5月から11月まで。
そしてベストシーズンとしては5月から7月になります。
ではイサキについて詳しく解説をしていきます。
イサキは東南アジアで多く生息をしており、日本でも全国的に生息をしています。
ただ暖かい海水域を好むので、北日本よりは主に西日本の方で親しまれる魚であり、
イサキの水揚げ量が最も多いのは長崎県となっています。
大きさは個体差にもよりますが、だいたい成魚になれば20センチから30センチほど。
大きいものですと50センチを超える個体にもなります。
ちなみにイサキは子供の頃には体に縞模様が入っていますが、
大人になるにつれて縞模様は消えていき、夏にはまた縞模様が出てきます。
この縞模様はまるでイノシシの子に見えることから、
イサキのことをウリボウなんて呼ぶ地域もあります。
生息地としては岩礁帯に多く生息をしているので、
砂地よりは堤防や地磯から狙うことが多いです。
また夜に餌を求めて動きが活発になることから夜釣りがおすすめです。
イサキですが基本的には1年を通して狙うことができるのですが、
活動が盛んになるのは5月から11月であり、この時期が釣りに向いています。
さらに、その中でも5月から7月はイサキは産卵シーズンに入ります。
卵を産むために岩礁などによってくるのでこの時期は良型のイサキが数多く釣れて、
イサキのベストシーズンになります。
卵を蓄えており、丸々と太ったイサキは脂も乗っていてとっても美味しいですよ。
身ももちろんですが卵や白子も美味しく味わうことができます。
逆にこの産卵シーズンを終えると、イサキはエネルギーを使い果たしてしまいます。
なので釣れることは釣れるのですが、味としては落ちてしまいますので注意をしましょう。
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鍛冶屋殺し
ちょっとした余談ではありますが、イサキは別名「鍛冶屋殺し」という名前がついています。
なんだか物騒な名前ですが、この由来はイサキの骨から来ています。
イサキの骨はガッチリとしており、なかなか切ることができません。
骨が邪魔でイサキを捌こうとすると、包丁がかけてしまうということから、
このような別名がつきました。
そんな釣っても楽しい、食べて美味しいイサキ釣りにチャレンジしてみてくださいね。
イサキの美味しい食べ方を紹介！
そんなイサキですが、
どのような食べ方をすればイサキの味を存分に楽しむことができるのでしょうか？
続いてイサキの美味しい食べ方について解説をしていきたいと思います。
・お刺身
まずは大定番の食べ方がお刺身ですよね。
5月から7月のベストシーズンのイサキは脂が乗っていて美味しいです。
イサキの身は上品な白身であり、食べるとあっさりとした味わいです。
そこに魚のジューシーな脂も程よく乗っていて絶品です。
お酒にもよく合う食べ方ですね。
・イサキのムニエル
イサキはムニエルにしても美味しいです。
軽く揚げ焼きのムニエルにすれば、外側はさっくり中はホロホロのムニエルが出来上がります。
淡白な味わいからどんなソースにも合うので、よりイサキの味を引き立てることができます。
・煮魚
イサキは煮ても美味しいです。
ベストシーズンのイサキは身自体にも甘さがあるので、
煮付けにしても十分にイサキの味を楽しむことができます。
甘辛に煮ればご飯も進む、美味しい煮付けが出来上がります。
・アクアパッツァ
イタリアンの定番といえばアクアパッツァですよね。
豊富な魚介類と一緒に料理をしても、イサキは他の食材の邪魔をしません。
イサキを蒸し焼きにすることで柔らかい身でアクアパッツァを楽しむことができます。
・白子ポン酢
脂が乗っているのは身だけではありません。
白子にもしっかりと脂が乗っており、食べるとクリーミーな味わいを楽しむことができます。
白子のクリーミーな味をポン酢で締めることで食べやすい一品ですね。
このようにイサキは全部を美味しく味わうことができます。
釣って食べられるのが一番良いですが、シーズンになれば魚屋さんでもイサキは出回ります。
ぜひ旬なイサキを美味しく調理をして味わってくださいね。
イサキが釣れる時期とベストシーズンは？のまとめ
イサキが釣れる時期としては5月から11月ぐらいです。
そしてベストシーズンは産卵シーズンを迎える5月から7月です。
この時期は卵を蓄えて、脂も乗っているため、良型のイサキを多く釣ることができます。
イサキは上品な味の白身魚であり、どんな料理にも合って美味しく味わうことができます。
ぜひイサキを釣ったり買ったりして、美味しく味わうようにしてくださいね。
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