イサキの血抜き方法!血抜きはしたほうがいいの?鮮度を保つ方法

イサキの血抜き方法!血抜きはしたほうがいいの?鮮度を保つ方法

  • 2021-03-21
  • 2021-04-08
  • 趣味
釣り人に人気な魚といえばイサキです。
イサキは釣っても楽しいですし、食べても美味しいため、旬な時期になると、
イサキ専用の釣船も多く出ています。
そんなイサキですが、血抜き方法はどうすればいいのでしょうか?
また、イサキの血抜きはした方がいいのでしょうか?
ここではイサキの血抜き方法について解説をしていきたいと思います。

イサキの血抜き方法!血抜きはしたほうがいいの?

イサキの血抜き方法!血抜きはしたほうがいいの?鮮度を保つ方法

イサキですが、血抜き方法はあるのでしょうか?

また血抜きはした方がいいのでしょうか?

結論から言えば、血抜き方法はありますし、血抜きはした方が良いです。

血抜きをしないと、身にまで血が回ってしまって味がどうしても落ちてしまいます。

身全体が魚で言うところの血合いの味になってしまって、
せっかくのイサキの美味しさが損なわれてしまいます。

イサキの場合は上品な白身魚であり、味も淡白な味をしています。

ですので、身に血が回ってしまうことによって、血生臭さも目立ってしまいます。

また血抜きをすることで鮮度を保てるというメリットもあります。

ではイサキの血抜き方法について解説をしていきます。

イサキの血抜き方法には様々な方法があります。

最も手軽にできることはエラにナイフを入れる方法です。

イサキを釣ったらエラにナイフを入れて、そのまま背骨を断ち切るようにしましょう。

エラは魚にとって人間で言うところの肺と同じです。

水中の酸素を取り組んで体内に循環させる役目があるので、血液もたくさん通っています。

なのでこのイサキのエラ部分をナイフで切るようにしましょう。

そのまま海水につければ血抜きが可能です。

あまりダラダラとやっていたら魚もかわいそうですので、一発で締めてあげましょう。

基本的な血抜きはそれで大丈夫なのですが

さらにイサキを鮮度よく保ちたい場合は神経締めもすると良いでしょう。

イサキの場合は太い神経が背骨に沿って通っています。

この神経に沿ってワイヤーなどの神経締めの道具を使って入れるようにすると、
イサキの神経を締めることができます。

この神経締めをすることによって、より鮮度を保つことができ、
身の食感も歯応えある状態で残すことができます。

血抜きに使うナイフであったり、神経締め用の道具は釣具屋さんに行けば売っています。

筆者も釣りが好きで自分で魚を締めることが多いので、ナイフは釣具屋さんで買って、
道具箱の中に入っています。

ナイフは血抜き以外にも糸を切る際にも使えるので持っておいたら便利ですよ。

釣具専用のナイフの場合、錆びない加工をされているものも多いです。

ただ注意をして欲しいのが、ナイフをむやみに持ち歩かないことです。

日本の法律では、刃渡り6cm以上のナイフを正当な理由なしに持ち歩くことは、
銃刀法違反になります。

調理師さんが仕事で使う場合でしたり、アウトドアや釣りの場合は正当な理由になるので、
持ち歩いても大丈夫ですが、それ以外でむやみにナイフを持ち歩くと、
懲役2年以下または30万円以下の罰金に処されてしまいます。

ナイフを使う際にはしっかりとした知識を持って、正しく使ってくださいね。

イサキは血抜き以外にも鮮度を保つ方法はないの?

イサキの血抜き方法!血抜きはしたほうがいいの?鮮度を保つ方法

イサキですが、上記のような血抜きや神経締め以外にも鮮度を保つ方法はないのでしょうか?

結論から言えば、あります。

では続いて、イサキの血抜き以外で鮮度を保つ方法について解説をしていきます。

・海水入りのクーラーボックスに入れる

釣りをする際に欠かせないアイテムがクーラーボックスです。

クーラーボックスは魚の鮮度を保つためには必需品ですよね。

しかし、魚をクーラーボックスに入れる際に保冷剤を入れて、
そのまま魚を入れてしまっては実は鮮度は落ちやすくなってしまいます。

クーラーボックスに魚を入れる際には海水を入れて、さらに氷で冷やすようにしましょう。

まさにスーパーで魚が売られている状態と同じですね。

そうすることによって身が締まり鮮度が落ちにくくなります。

ただ魚をクーラーボックスに入れたら氷に直接当たらないようにしてください。

氷に当たるとそこが氷焼けの状態になってしまい味が落ちてしまいます。

魚をジップロックなどの密閉容器に入れた状態で、
氷で冷やした海水入りのクーラーボックスに入れておくようにしましょう。

・すぐに内臓を取り出す

帰宅をしたらすぐに内臓をや鱗を取り除くようにしましょう。

もし釣り場で作業ができるのならその場で内臓の処理までするのも良いでしょう。

そうすることで内臓の臭さが身に移ることなく、新鮮な身を味わうことができます。

これらはイサキに限らず、大抵の魚にも言えることです。

特にサバなどの足が早い魚はこれらのことをしっかり行うことで、
より美味しく味わうことができます。

ぜひ実践してみてくださいね。

イサキの血抜き方法!血抜きはしたほうがいいの?鮮度を保つ方法のまとめ

イサキの血抜きですが、やはり鮮度を保つためにはした方が良いです。

血抜き以外にも神経締めや、クーラーボックスや内臓の処理をすることで、
イサキは美味しく保つことができます。

せっかく釣ったイサキは美味しく食べるようにしたいですよね。

ぜひこれらのことを実践して、ありがたくイサキをいただくようにしましょう!