ミニ盆栽の苔が茶色になる原因と対策【そもそも苔は何のためにあるの?】

ミニ盆栽の苔が茶色になる原因と対策【そもそも苔は何のためにあるの?】

 

今若い人の間でミニ盆栽が静かなブームとなっているのをご存知でしょうか?

ミニ盆栽はその名の通り、小さいサイズの盆栽のことで、
小さい分、手軽で育てやすく、部屋のインテリアやインスタ映えも狙えるので、
若い人を中心に人気が出ています。

また、今は社会的に外に出ずらいため、部屋でできる趣味で
ミニ盆栽を育ててみようと思っている人も多いのではないでしょうか?

しかし、ミニ盆栽を育ててみようと思ってもわからないことは多いですよね。

特にわからないのが苔についてです。

苔というのは盆栽の中でも大事な要素になるのですが、
調べてみても詳しく載っていないことが多いです。

そんな苔についてここではそもそもなんであるのかや、
茶色になる原因と対策について詳しく解説をしたいと思います。

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ミニ盆栽の苔は何のためにあるの?

ミニ盆栽の苔が茶色になる原因と対策【そもそも苔は何のためにあるの?】

ミニ盆栽の苔ですがそもそも何のためにあるのでしょうか?

まずはミニ盆栽の苔について解説をしたいと思います。

ミニ盆栽に限らず、苔というのは盆栽において非常に重要な要素となります。

基本的に盆栽は植物を育てることに重点がおいてるわけではなく、
自然を再現することに重点がおかれています。

鉢の中で自然を表現することでアートのように、評価されるのですね。

自然界の植物の下には苔が生えていますよね?

ですので、その苔を効果的にミニ盆栽にも取り入れることによって、
よりリアルな自然の情景を表現することができます。

また、「苔」そのものを育てることも可能であり、
盆栽の中のジャンルとしては「苔」というものがあります。

苔を育てるといってもただ無造作に苔を育てるのではなく、
しっかりと手入れをした状態で苔を育てて、
鉢の中も整えてあげると、まるで日本庭園を鉢の中で表現することができます。

日本庭園はわびさびを感じられて落ち着きますよね。

そんな日本庭園を手軽に作ることができる苔の盆栽も
実は人気が高いのですよ。

このように盆栽においての苔は、より自然の情景に近づけたり、
一つのジャンルとして確立をしています。

しかし、盆栽やミニ盆栽に苔を使う際には知っておかなくてはいけないこともあります。

・鉢が乾いたかどうかわかりにくい

盆栽に苔を使って土を覆っていると、自然の情景を表現することができます。

しかしその反面、土の様子を確認をしにくいというデメリットがあります。

もともと土に苔を生やすのは土の乾燥を防いでくれる役目があるので、
土も乾きにくくなります。

しかしそれにかまけて土の状態のチェックをし忘れていると、
いつの間に土が乾いてて水やりをしなければいけないのに、
忘れていたということがあります。

ですので、土に苔が生えている状態でも土の状態のチェックは忘れずに、
水やりを忘れずに行うようにしてください。

・水が鉢を通りにくい

苔は水をたくさん吸います。

ですので保湿としても有効なのですが、間違って苔にばかり水やっていると、
土にまで水が行き渡りません。

そしてその結果水が土に行かず、苔ばかりが育ってしまって、
ミニ盆栽としてもバランスが悪くなってしまいます。

また苔の根が伸びてしまったり木に行く栄養を吸収してしまうので、
木の方の育ちも悪くなってしまいます。

ですので、これらの苔の特性を理解した上で、
しっかりと苔を生かすようにミニ盆栽を育てる必要があります。

ミニ盆栽の苔が茶色になる原因と対策

ミニ盆栽の苔が茶色になる原因と対策【そもそも苔は何のためにあるの?】

そんなミニ盆栽にも使いやすい苔ですが、
気がつくと茶色になっていることがあります。

これは一体どうしてなのでしょうか?

結論から言えば、苔が茶色になっているときは、
苔の状態としては良くない状態です。

ではどのようなことが原因で、苔が茶色になるのでしょうか?

解説をしていきたいと思います。

①水のやり過ぎ

何でもやり過ぎは良くないのは人間と同様に植物も同じです。

またどんな植物でも水をやりすぎると根腐れを起こしてしまって、枯れてしまいます。

それと同様に水をやり過ぎて、必要異常に苔が水分を保ってしまうことで、
苔が弱って腐る状態になることで、苔が茶色に変色をしてしまいます。

②ミニ盆栽が風通しの良くないところにある

ミニ盆栽を部屋のインテリアとして活用をする場合、
忘れがちなのが風通しです。

ミニ盆栽は風通りも大事で、しっかり風が通る場所においておかないと、
湿気を溜め込んでしまって蒸れてしまいます。

蒸れてしまうと、湿気を必要以上に溜め込んでしまい、
苔が茶色になってしまうことがあります。

ですので、日中は風通しの良いところに移動をしておくなど、
しっかり対策をするようにしましょう。

③光合成が足りない

苔もミニ盆栽も植物ですので光合成が必要になります。

1日3〜6時間を目安に日光に当てると良いので、
しっかり成長をさせるために日光にしっかり当てるようにしましょう。

④苔の寿命

苔に寿命が来たら茶色に変色をしてしまいます。

その場合はもうどうしようもないので、新しい苔を育てるようにしましょう。

このように苔が茶色になる理由も様々ですので、
原因を探ってみてくださいね。

ミニ盆栽の苔が茶色になる原因と対策【そもそも苔は何のためにあるの?】のまとめ

ミニ盆栽の苔が茶色になる理由や、
そもそも何のためにあるのかはおわかりいただけたでしょうか?

苔はミニ盆栽にリアルな情景を加えるために効果的ですが、
苔を置くことでデメリットもあります。

また、苔が茶色になるときは苔が弱くなっている証拠ですので、
しっかり原因を理解することが必要です。

しっかり苔も理解して、ミニ盆栽をより楽しむようにしてください。

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